淡水魚ってどんな魚??

2016.10.24

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さて、「淡水魚」とひとくくりにしても実はかなり大きなひとくくりである事を知っておきましょう。基本的には「淡水」と言う語源の中にいるアクアリウムの魚たちを「淡水魚」と呼んでいたりします。(※もちろん、定義がそれぞれ違うサイトもあります)あくまで淡水生物の中に淡水魚がいて、淡水魚の中には冷たい水を好む冷淡水魚と、少し暖かい水を好む熱帯性淡水魚がいる形になります。もっとザックリ、アバウトに淡水魚を説明すると「海以外に住んでいる魚たち」になります。特殊な、汽水域に生息している汽水魚なども淡水魚のなかに入ってきますが、「汽水魚」については次回詳しく説明したいと考えています。

 

今回は、あえて分かり易くアクアリウムの世界感から見た生物たちを分類する図を作成してみました。ここでは、淡水生物は「その他」にさせてもらいました。日本人になじみの深い、金魚や鯉などは冷たい水を好む冷淡水魚に分類しました。金魚すくいで売られている小さな金魚から日本庭園などで飼われているような大きな錦鯉までさまざまです。熱帯性淡水魚は、南米アマゾン川やメキシコ、タイやインドなどほとんどが外国の暖かい川や湖などに生息しているカラフルなお魚たちです。エンゼルフィッシュグッピーアロワナなどは一度は聞いたことがあると思います。なので、とても幅広い生息域の多種多様な魚たちが淡水魚としてひとくくりに呼ばれています。とても多くの種類が存在している淡水魚においては、それぞれに合った飼育方法があるために、基本の”き”からの質問でさえも、淡水魚の飼育に関しては始めからとても多くなりがちです。「水道水で飼えますか?」「ヒーター必要ですか?」「何を買えばいいですか?」「何を飼えばいいですか?」「大きくなりますか?」「なにを食べますか?」「金魚とグッピーは一緒に飼えますか?」「汽水魚ってなんですか?」と言う感じに次から次へ多くの質問出てくるのも淡水アクアリウムの醍醐味です。

 

セラジャパンのHPでは、淡水魚を大きく”熱帯魚”と”金魚・鯉”にわけて、さらに細かく魚種別に飼育製品を紹介しています。飼育方法も、なるべく分かり易く各ブログにわけて紹介していきますので、楽しみにご覧いただければうれしく思います。