小動物の飼育を始める前に!

2016.10.15

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小動物には興味があるけど・・

「ちゃんと飼えるのかなあ!」と不安に思っている方も多くいるのではないでしょうか?

 

ペットの事を学びましょう

飼育するペットを選ぶ際には”自分のスタイル”に合っている事も重要ですが、その生き物が”どんな環境で生きていた”のかを知ることも飼育する前に考えなくてはなりません。

 

★爬虫類:亀・トカゲ・ヤモリ・イグワナ・ヘビなど

★げっ歯類:ウサギ・ハムスターなど

★鳥 類:インコ・オウム・鳩など

★両生類:カエル・イモリ・ウーパールーパーなど

★昆 虫:クモ・クワガタなど

 

これらの小動物は、種類によって飼育方法が異なります。

 

例えば、カメは大きく2つのグループに分かれます。

1つ目のグループは、水辺や沼地に生息している亀で水棲ガメと呼ばれています。ニオイガメやクサガメ、イシガメなどが代表的です。2つ目のグループは陸地に生息している亀で陸棲ガメと呼ばれています。ヘルマンリクガメやギリシャリクガメなどが代表的です。

 

水棲ガメと陸棲ガメでは、飼育する環境が異なりますので事前の確認が大切です。当然、与えるエサや成長する大きさもそれぞれに異なりますので、飼育するペットの種類に合わせてフードやゲージを用意しなければなりません。

 

信頼のおけるお店を探しましょう

これら小動物の飼育をするうえで、詳しい店員さんに出会える事も大きなポイントになるでしょう。魚も小動物も同じですが、特に小動物の飼育には幅広い知識が必要になります。

 

鳥ならば”鳥の専門店”に、トカゲならば”トカゲの専門店”へと行きたい所ですが、なかなかそうもいきませんよね。まずは、興味のある動物についてある程度調べてからお店に行かれることをお勧めします。そして、生き物販売に力を入れている店なのか!飼育のサポートに力を入れているお店なのか!を見極めることも必要でしょう。

 

与えるエサ問題

よく問題になる事が与える餌問題です。自然動物は自然界で生き物や植物を捕食しています。肉食性爬虫類の蛇なんかですと”冷凍マウス”なども餌として与えます。「飼いたいけど~エサが耐えられない~」などの理由から飼う事を諦める方もいます。また、小型のトカゲなどは、生餌と言われる”生きたコオロギ”や”冷凍コオロギ”を給餌したり、抵抗のある方には少々難しいかもしれません。また、草食性の爬虫類などには天然の野草や無農薬の野菜や果実を与えなけれななりません。時に人間よりリッチな食事を考える必要もあります。

 

セラジャパンでは、そのような生き物向けのフードが何種類かあります。興味のある方は、是非小動物アイコンから製品情報を見て探して下さい。

 

完全肉食のヘビフードはありませんが、昆虫食や魚食の爬虫類に与える人工飼料は扱っています。日本では昆虫食の動物には、「コオロギを与えてください!」となりがちですが、海外では人工飼料で慣れさせることが主流の様です。人工飼料の方がむしろバランスがとれて良い場合があり、給餌した動物からの感染症を防ぐためにも、人口飼料が選ばれています。

 

ヒョウモンお食事1

 

飼育前の確認事項

基本的に小動物を飼育する前のポイントは・・

★生き物の習性:鳴く、臭い、成長する大きさ

★食性を考える:エサの確保と頻度

★環境を整える:飼育環境に応じた器具や設備

★経済的な問題:初期コストとランニングコスト

 

このあたりをポイントに!楽しみ方の想像を大きく膨らませて可愛がってあげてください。一度、飼うと決めたら、最後まで飼育して、決して屋外に逃がさないよう注意して飼育をしてください!