【動画】初心者に伝えたいgH値の考え方
難しい水質ですが・・
それぞれの特性を知る事でアクアリウムの理解を深めましょう!
アクアリウムでは色々な水質が複雑に関わっています。
人間の関わり、関係性に置き換えて考えると分かりやすいです。
gHって?
gHとは、カルシウム塩とマグネシウム塩の濃度で決まる総硬度です。
アクアリウムでは飼育水に含まれるミネラル量のことになります。ようするに、軟水や硬水などの飼育水に調整する際、重要になる項目です。
★軟水とは、ミネラルの少ない、gH値の低い水
★硬水とは、ミネラルの多い、gH値の高い水
アクアリウムのgH値
殆どの淡水性観賞魚は軟水域に生息している為、著しく高い硬度の水は必要ありません。しかし、全ての観賞魚の飼育水にはそれぞれに最適な硬度の調節が必要です。
日本の水道水で熱帯魚を飼育するためには、その魚に適したミネラル量を補充してgH値を調整してください。
・南米水槽(弱酸性):gH値6~8°
・中米/アジア(弱アルカリ性):gH値8~16°
・金魚水槽(弱アルカリ性):gH値10~20°
・アフリカンシクリッド:gH値8~16°
特にマラウイ湖やタンガニィカ湖に生息しているアフリカンシクリットの仲間はpH値の高い硬水を望みます。
水草や海水のgH値
gH値は水草の生長にも深く関わりがあります。gH値はkH値の生成に関連し、二酸化炭素を供給する水草水槽のpH値の安定に大きく作用します。
海水には多くのカルシウムやマグネシウムが含有している為に、海水の飼育水を測定する時には、gHテスターでの計測は現実的ではありません。
飼育水中のgH値は定期的に測定することをお勧めします。
【関連製品】
測定のための製品 gHテスター
上昇させるための製品 ミネラルソルト
※ここでは、あくまでもアクアリウムに関連した内容での記載を行っています。化学的な意味合いとは異なる不適切な表記がありますがご了承ください。