アクアリウムのCa

2017.5.4
基本情報台
Caのキャラと特性

 

アクアリウムでは色々な水質が関わっています。

人間の関わり、関係性に置き換えて考えると分かりやすいです。

 

登場人物1
アクアリウムの色々な水質紹介

 

Caって?

Caとはカルシウムの事です。

カルシウム(Ca)とは、アルカリ性のミネラル物質で生き物の骨や鱗の形成に不可欠な栄養素になります。

食品や骨のイメージがありますが、実はこれらミネラルは水にも含まれます。

 

アクアリウムのCa

雨水は地表を通過しながら多くの物質を取り込みます。

その1つがカルシウムです。

これらミネラル成分を多く含む水を硬水と呼び、少ない水を軟水と呼びます。

軟水?硬水?

 

しかし、淡水アクアリウムに必要なカルシウムの量は少量です。

 

主に海水魚でサンゴを飼育する場合に注意が必要です。

海水にはとても多くのカルシウムが溶け込んでいます。

海水水槽の最適なカルシウム濃度は、約400-450mg/Lほどです。

 

カルシウム値の調整方法

淡水アクアリウム

淡水水槽に必要なカルシウムの量は少量のため、カルシウム濃度を測定する必要はありません。

淡水の場合、カルシウム値に捕らわれず、総ミネラルを考えます。

総ミネラルの測定にはgHテストを使用してトータルのミネラル量を測定します。不足分はミネラルソルトで簡単に補うことが出来ます。

 

海水アクアリウム

海水水槽の場合は、マリンソルトマリンリーフソルトなどの人工海水を規定量使用すれば、海水に必要なカルシウム濃度を簡単に調整が出来ます。

海水水槽の最適なカルシウム濃度は、約400-450mg/Lほどです。

 

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しかし、飼育の経過でサンゴなどが吸収し徐々にカルシウムは失われて行きます。定期的にCaテストを使用して測定することをお勧めします。

また、カルシウムを補うためにはマリンコンポーネント①マリンコンポーネント②を併用してご使用下さい。

 

【関連製品】

測定のための製品     Caテスト

上昇させるための製品 マリンコンポーネント①カルシウム

マリンンコンポーネント②Ca/pHバファー

 

※ここでは、あくまでもアクアリウムに関連した内容での記載を行っています。化学的な意味合いとは異なる不適切な表記がありますがご了承ください。