水槽の掃除後、手が荒れてしまうことはありませんか?
特に、海水魚の水槽を楽しんでいるマリンアクアリストの方から、多くお問い合わせを頂きます。
今回は、水槽メンテ後の手荒れの原因を考えていきます。
お客様 「水槽掃除すると必ず、手が荒れてしまいます」
セラジャパン「海水浴しても肌が荒れますか?」
お客様 「海水浴は平気なんですけど・・・」
とのこと
手荒れの原因は何???
マリンアクアリストの多くの方々は、人工海水のもとを使用しています。
ひとつの要因としては、人工海水に含まれる化学物質で手が荒れてしまうのかもしれません。
しかし・・・
先ずは、水道水に人工海水を溶かし込んだ綺麗な海水に手を入れてみてください。
この海水で問題ない方は、水槽の飼育水に問題があります!
★マークへ
この海水で問題ある方は、要注意です!
●マークへ
★水槽の飼育水をチェック
水槽の飼育水(海水)に含まれる、硝酸塩(NO3)とリン酸塩(PO4)の測定をしてみてください。
数値が著しく高い場合には、水質の改善をすれば解決すると思います。
また、アンモニアや亜硝酸も高いようであれば、肌の弱い方は荒れることがありますのでご注意ください。
●水道水と人工海水をチェック
水道水に人工海水を溶かし込んだ綺麗な海水でも手が荒れてしまった場合は要注意です。
一度、この綺麗な作り立ての海水に含まれるNO3やPO4を測定することをお勧めします。
もし、有害物質(NO3やPO4)が測定されたら、
先ずは、水道水の有害物質(NO3やPO4)を測定することをお勧めします。
水道水に有害物質が無い場合は、人工海水の選定を見直してみては如何でしょうか!
もし、作り立ての海水に有害物が無いようであれば、残念ですがゴム手袋を使用して水槽のメンテナンスをすることをお勧めします。
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このような記事を書くことになった経緯は・・・
実は、多くの飼育者が手荒れで困っているからです。
そして、原因が硝酸塩やリン酸塩によるケースがありました。
この記事が、困っている方の助けになれば嬉しい限りです(*´▽`*)
そして、水槽を掃除したら必ず、よく手を洗い、水気を拭き取る習慣をつけて下さい。
余談ですが・・・
淡水魚に比べて海水魚の飼育では、NO3やPO4が著しく高くなる場合が御座います。
立ち上げ時において、サンゴ砂や人工海水、ライブロックなどからこれら物質が放出される場合があります。
まだ、生き物が入っていない状況にも関わらず、NO3とPO4がMAXなんてことも、よくある話です。
信じられませんが・・・「あるある」です。
水質を測定できない!
水質を良く理解していない!
初心者の方は特に注意しましょう。
悲しい事ですが・・・
水槽立ち上げ前から、飼育できない水になっていると言う事です。
みなさん!
水質を測定し、安全確認は大切!
PO4を除去するにはコレ!!
凄い量の吸着量ですよ~!
これで手も荒れませんよ~♪