アクアリウムと一言でいっても様々な種類があります。
<熱帯魚のアクアリウム>
ネオンテトラ、グッピー、ディスカス、ベタなど
<金魚のアクアリウム>
和金、琉金、ランチュウ、オランダ獅子頭など
<海水魚のアクアリウム>
カクレクマノミ、ルリスズメダイ、サンゴなど
この分類分けは、多くの方が理解している分類だと思われます。
多くのお店でも
「熱帯魚店舗」「金魚店」「海水魚ショップ」ですね!
そして売り場も
「熱帯魚コーナー」「金魚コーナー」「海水魚コーナー」です。
今回は違った角度からアクアリウムを分析してみます。
熱帯魚のアクアリウムを細分化・・
★弱酸性の南米アクアリウム
ネオンテトラ、アピストグラマ、ディスカスなど
★弱アルカリ性の中米アクアリウム
グッピー、プラティ、ソードテールなど
★弱アルカリ性のアジアのアクアリウム
ラスボラ、グラミー、レインボーフィッシュなど
★アルカリ性のアフリカンシクリッドアクアリウム
アーリー、イエローピーコック、フロント―サなど
★エビなどのアクアリウム
ビーシュリンプ、ヤマトヌマエビなど
★大型魚のアクアリウム
アロワナ、ダトニオ、シクリッドなど
★水草のアクアリウム
アヌビアスナナ、アマゾンソード、カボンバなど
一般的に「熱帯魚」と呼ばれているアクアリウムですが・・
生息しているエリアや魚種によって、細かく分類されます。
ドイツSERA社は、特に生息地に分けた飼育を推奨しています。
また、ドイツの熱帯魚屋さんは・・
南米コーナー、中米コーナー、アジアコーナーに分け
飼育者の皆様が一緒に飼育できる種類ごとに水槽を展示していました。
多くの熱帯魚は中性のpH値7に順応し、異なった産地の観賞魚を同じ水槽内で飼育する事も可能です。
初心者向けのコミュニティアクアリウムでは、
南米アマゾン河のネオンテトラとアジアの河川に生息するバブルの仲間を同居させることも可能です。
私たちセラジャパンでは、
水質の調整やその他様々な要因を考慮して・・
生息地に分けたアクアリウムをお勧めしています。
水槽では自然の再現を基本としますので、南米水槽にはネオンテトラとコリドラス、そして、アマゾンソードが似合うのではないでしょうか(*´▽`*)
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【より簡単に飼育するコツ】
魚も水草も生まれ育った環境が1番!
水草だって魚と同じで、弱酸性を好む種類や弱アルカリを好む種類に分かれます。
自然を100%水槽内で再現することは不可能ですが・・
近づけることが、より、生き物に負担が掛からない飼育方法ですね。