この記事はアクアチューナーのシリーズとなり3部構成です。
ご興味のある方は
↓↓
を合わせてご覧下さい。
今回は
「アクアチューナーの効能とは?」・・・・
目 次
■塩素除去効果
■アンモニウム除去効果
■知ってるとお得な使用方法
■簡単に結果報告
<アクアチューナーとは!!!>
アクアリウム製品には多くの中和剤があります。
セラ製品の中では「アクタン」と「アクアチューナー」があります。
★アクタンは、水道水を飼育水に調整する調整剤!
★アクアチューナーは、危険を瞬時に回避する中和剤!
どちらも、有害物質の中和効果を保持するアクアリウム用品です。
今回は緊急時の有害物を除去する
アクアチューナーの効果を検証していきます!
■塩素の除去効果
競合他社製品AとBとの経過時間による塩素除去を比較
■アンモニウム除去効果
競合他社製品AとBとの経過時間によるアンモニウム除去を比較
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※この画像はドイツセラ社の開示するアクアチューナーと他社製品との比較グラフです。
■知ってるとお得な使用方法
アクアチューナーはアクアリウムにおいて非常に重宝します。
☆塩素&クロラミンを即効除去
☆重金属の無害化
☆アンモニウムの除去
☆メチレンブルー、マラカイトグリーン、過マンガンカリウムの除去
よって、
★水道水の塩素濃度が極めて高い場合
★装飾物を塩素で漂白した際の塩素除去
★水質がアンモニウムで急に悪化した時
★魚病薬使用後の残基を除去する際
★新しい魚を購入し、水合わせのリスク回避など
1つお手元にあると安心ですね(*´▽`*)
<第三機関への検証依頼>
とても役に立つアクアチューナーですが・・・
実は昨年、社内で熱く論議されました。
なぜならば
豊洲市場の土壌汚染問題!
「アクアチューナーで解決できたら面白いですね~」の一言から始まったのです(笑)
そこで、第三機関へ、アクアチューナーの実証依頼をお願いしてみました。
アクアリウムでは馴染みがありませんが・・
土壌汚染を代表する下記物質について検証しました。
ベンゼン・シアン・水銀・六価クロム・鉛、ヒ素、カドミウム
これら有害物質に対し、使用後のデータ報告を依頼してみました!
アクアチューナは
通常の使用量は、20Lに対し4ml使用します。
有害物質が極めて高い場合、5倍量の使用が推奨されています。
そこで、1L(㍑)の検体に対し、1ml投与して検証してみました。
難しい化学的な詳細は省き、下記に結果をご報告します。
■簡単に結果報告
ベンゼン 0.02 → 0.016
シアン 0.20 → 0.005
六価クロム 0.10 → 0.017
鉛・ヒ素・カドミウム 0.02 → 0.019
水銀 0.001 → 0.001
シアンと六価クロムに対しては効果的なことが分かりました。
もっと細かく試験しようか迷いましたが・・・
今回はここまでと判断、豊洲には使えないかっ!(笑)
でも、勉強になりました。
実証検証にご協力頂きました皆さまには感謝です。