アクアチューナーの効能とは? 

2018.3.2

この記事はアクアチューナーのシリーズとなり3部構成です。

ご興味のある方は

↓↓

カルキ抜き!何を使う?

アクアチューナーはエビに有害?無害?

を合わせてご覧下さい。

 

今回は

「アクアチューナーの効能とは?」・・・・

 


 

目 次

 

<アクアチューナーとは!!!>

■塩素除去効果

■アンモニウム除去効果

■知ってるとお得な使用方法

 

<第三機関への検証依頼>

■簡単に結果報告

 

 


 

<アクアチューナーとは!!!>

アクアリウム製品には多くの中和剤があります。

セラ製品の中では「アクタン」と「アクアチューナー」があります。

 

★アクタンは、水道水を飼育水に調整する調整剤!

★アクアチューナーは、危険を瞬時に回避する中和剤!

 

どちらも、有害物質の中和効果を保持するアクアリウム用品です。

 

今回は緊急時の有害物を除去する

アクアチューナーの効果を検証していきます!

 

塩素の除去効果

競合他社製品AとBとの経過時間による塩素除去を比較

表1

 

アンモニウム除去効果

競合他社製品AとBとの経過時間によるアンモニウム除去を比較

表2

※この画像はドイツセラ社の開示するアクアチューナーと他社製品との比較グラフです。

 

 

知ってるとお得な使用方法

アクアチューナーはアクアリウムにおいて非常に重宝します。

☆塩素&クロラミンを即効除去

☆重金属の無害化

☆アンモニウムの除去

☆メチレンブルー、マラカイトグリーン、過マンガンカリウムの除去

 

よって、

★水道水の塩素濃度が極めて高い場合

装飾物を塩素で漂白した際の塩素除去

★水質がアンモニウムで急に悪化した時

★魚病薬使用後の残基を除去する際

★新しい魚を購入し、水合わせのリスク回避など

 

1つお手元にあると安心ですね(*´▽`*)

 

 

<第三機関への検証依頼>

とても役に立つアクアチューナーですが・・・

実は昨年、社内で熱く論議されました。

なぜならば

豊洲市場の土壌汚染問題!

 

「アクアチューナーで解決できたら面白いですね~」の一言から始まったのです(笑)

そこで、第三機関へ、アクアチューナーの実証依頼をお願いしてみました。

 

アクアリウムでは馴染みがありませんが・・

土壌汚染を代表する下記物質について検証しました。

 

ベンゼン・シアン・水銀・六価クロム・鉛、ヒ素、カドミウム

 

これら有害物質に対し、使用後のデータ報告を依頼してみました!

 

アクアチューナは

通常の使用量は、20Lに対し4ml使用します。

有害物質が極めて高い場合、5倍量の使用が推奨されています。

そこで、1L(㍑)の検体に対し、1ml投与して検証してみました。

難しい化学的な詳細は省き、下記に結果をご報告します。

 

■簡単に結果報告

ベンゼン 0.02 → 0.016

シアン 0.20 → 0.005

六価クロム 0.10 → 0.017

鉛・ヒ素・カドミウム 0.02 → 0.019

水銀 0.001 → 0.001

 

シアンと六価クロムに対しては効果的なことが分かりました。

もっと細かく試験しようか迷いましたが・・・

今回はここまでと判断、豊洲には使えないかっ!(笑)

 

でも、勉強になりました。

実証検証にご協力頂きました皆さまには感謝です。