皆様、こんにちわー!
最近、とても熱心なアクアリスト様からのご相談に感激と感謝の意が溢れるスタッフ一同です!
そんな中、良くあるお客様にとっての「水質の壁」も理解しつつ、お電話やメールでは伝えきれないニュアンスや事実も沢山あり、なるべく記事にして行きたいとスタッフ一同思っています。
今回は多くの方が気になるであろう!!!
弱酸性アクアリウムの必需品!
スーパーピートを使った時の飼育水の色(茶色)
について記事にしようと思います!
目次
スーパーピート使用後の飼育水の色
恐らくですが、俗に言うブラックウォーターをイメージされると、熊さんのような、流木の色くらい濃い茶色を想像されると思いますが。
(他社類似効果の製品でも、そうなる事がありますしね)
セラ社のスーパーピートを実際に使うと、思っているほど茶色にはなりません。
どれくらいかと言うと↓↓
こちらの写真は、無加工ガラス越し、照明は20w蛍光灯2本とLED照明がついています。
スーパーピートを新しくしてから2ヶ月目に入ったくらいの時期になります。
どぅですか?茶色に見えますでしょうか?
イメージですが、麦茶よりも薄いかな・・・
ブラックウォーターですよ(^O^)/
気にするほどではないと感じますが、いかがでしょう?
真ん中2つを見比べて。。。
左側(4つの中の左から2つ目)がスーパーピートを使用した水槽になります。
若干暗いかぁ~!って感じですよね・・
因みに隣の右側はアジア水槽でピートは入っておりません・¥。
風の噂では「スーパーピートはケイ酸が高いと茶色が濃くなる」
なんて話がありますが・・・
※上記の状況は適正な使用方法で使用した場合の一例です。
さて、弊社ではこの南米水槽に様々な水草を植えて育てていますが、水草の育ちに問題は見受けられません。
【育成中水草】パールグラス、アナカリス、ロタラ、ルドヴィジア、ミクロソリウム、アヌビアス・ナナ、レッドオクトーバー、ラヌンクスパプレントゥス、その他
どうでしょうか??
★弱酸性の水でpH値を安定させたい方
★ピート使用のブラックウォーターに抵抗を感じる方
の参考になりましたでしょうか?
当然、アクアリウム用品のスーパーピートは有害なリン酸や硝酸を放出することはありません。園芸用のピートとは異なりますので安心してご使用ください。
【関連商品】
ブラックウォーターの利点
スーパーピートを使用すると水槽の飼育水は、弱酸性の飼育水になります。南米原産の観賞魚を飼育する場合にのみご使用ください!
■南米原産の熱帯魚(例)
・ネオンテトラ・カージナルテトラ
・アピストグラマ
・エンゼルフィッシュ・ディスカス など
■スーパーピートの効果
★スーパーピートはうす暗いアマゾン川を再現します。
★弱酸性(pH値:6~6.5)の水質を維持します。
★硬度を緩やかに減少させます。
★フミン酸とフルボ酸の持続的な放出。
★繁殖促進 ※アピストグラマ、ディスカスなど
★キレート効果による重金属の無害化。
★水性菌や有害バクテリアの増殖を抑制します。
★色付きの水が光を遮断し、藻類の増殖を抑制。
★ブラックウォーター効果により、生き物のストレス軽減。
弱酸性のアクアリウムにはスーパーピートがお勧めです。
ろ過フィルター内部に設置することで簡単に弱酸性の飼育水に調整することが可能です。目安として200Lの飼育水に対し、500gをご使用ください。100Lの場合は、半分を使用して250gをご使用ください。
基本的には、pH値を6~6.5に安定させますが、大量に使用した場合やkH値が著しく低い場合はpH値6以下になる場合が御座いますのでご注意ください!
ミネラルについて
弱酸性の軟水を目指すアクアリウムでも、ミネラルの添加が必須なんです・・・・
弱酸性の飼育水にミネラルの添加は矛盾していると思われますが・・・pH値の安定!そして生き物には必須!
ミネラル成分はgHテストで測定することが出来ます。ミネラル成分は主にカルシウムやマグネシウムになります。自然界の水は雨水が地表に振り、土中の鉱物によりミネラルが溶け込んでいます。当然、ミネラル成分が多く含まれる水域や少ない水域の違いはありますが、無ミネラル水はありえません。
アクアリウムでは、植物もミネラルを栄養源として取り込み、魚もミネラルが必要です。ミネラルが乏しい飼育水で長期間飼育をすると、体表の陥没(穴あき)やヒレや鱗の損傷などの症状が発生します。
是非、スーパーピートと併用して、ミネラルソルトを正しくご使用ください。
ピートの効果でkH値は消費される傾向にありますが、gH値を測定しながらミネラルの添加を行いましょう。