珊瑚の種類【ハードコーラルとソフトコーラル】

2019.2.28

セラジャパンのマリンジャングル!!

カタトサカ水槽をご覧ください。

 

Before:入荷した時

After:現在の状況

 

ソフトコーラル

 

始めは小さく可愛いトサカちゃんも今では立派に成長しました。

もはや、モジャモジャです。

 

今日は少しサンゴについてお話します。

サンゴ!って言うと、

ピンク色の宝石になる「モモイロサンゴやアカサンゴ」が有名です。

アクアリウムでは、宝飾品に加工される種類以外のサンゴを水槽内で飼育する事が出来ます。

 

流通するサンゴは大きく2つのグループに分かれます。

※あくまでもアクアリムにおいての分類別けです

 

 

【ハードコーラル】

骨を形成する種類

・ミドリイシ・コモンサンゴ・キッカサンゴ

・オオバナサンゴ・キクメイシ・ハナガタサンゴ

・ハナサンゴ・ミズタマサンゴ など

【ソフトコーラル】

骨格を形成しない種類】

・トサカの仲間・ウミキノコ

・ウミアザミ・ハナヅタ

・ディスク・マメスナギンチャク など

に分かれます。

 

サンゴは地上の植物のような生き物達で海中で光合成しながら成長しています。

サンゴの体内にやどる褐虫藻が光合成により、栄養を補い、綺麗な色を発色するもとになっています。

植物同様、光合成で二酸化炭素を吸収し、生命に必要な酸素を海中に放出しています。

 

【ハードコーラル】は自ら骨格を形成するために多くのカルシウムやその他の微量元素を多く消費します。

一方、【ソフトコーラル】はより植物に近く、自ら骨格を形成しない代わりに光合成による栄養をより多く必要とします。

 

よって、アクアリウムにおいて【ハードコーラル】は水質に敏感で【ソフトコーラル】は光が重要と言われます。

 
補足すると

【ハードコーラル】は、水質のミネラル成分(カルシウムやマグネシウムやその他の微量元素)が重要です。そのため、サンゴ育成専用の人工海水やカルシウムリアクター、その他添加剤が必要になります。

【ソフトコーラル】は、光に依存するため、照明器具が大切になります。そのため、比較的飼育が容易であると言われます。

 

しかし、どちらも汚染水は禁物ですし、ハードコーラルもソフトコーラルも種類に適したライトが必要です。

ハードコーラルでも強い光を好む種類やソフトコーラルでも水質に敏感な種類もありますので、飼育する前に確認してください。

 

育成するサンゴが<光><ミネラル><動物性プランクトン>どれを主たる栄養源として取り込む種類なのかを知ることがサンゴ育成の一歩です。

 

また、ハードコーラルの中にはイソギンチャクのように触手に刺激毒をもつ種類が存在します。

当然、水槽のメンテナンス時に刺されると「痛っ!!」

他のサンゴを触手の毒でやっつけてしまう事もありますのでご注意ください。

 

 

サンゴを水槽内で楽しむための注意点!

★主たる栄養源を調べる事

★元気に育成した時の大きさを考量して配置する事

★同居の魚がサンゴを食べないか確認する事

★毒性を調べる事

 

セラジャパンでは定期的な水換えで・・・

ソフトコーラルのトサカは、グングン生長し、増え続けています。

増えすぎて・・・困惑です(笑)