海水魚・サンゴ・イソギンチャクなどの海洋生物を水槽で飼育をするためには、人工海水（塩）を水に溶かし混んで海水を作らなければなりません。海水の塩分濃度を測定するには、深さ15～20ｃｍ程のグラスに飼育水をすくい、sera マリン比重計を浮かべてください。塩分濃度が低いほど比重計は沈み、逆に塩分濃度が高いほど比重計は浮かびます。適正な濃度は、水温26℃の場合1.022～1.024ｇ/ｃ㎥が最適です。比重は水温に左右されますのでご注意ください。

【比重】

温度　　　塩分濃度33.0％　　　　　　　塩分濃度34.5％　　　　　　　塩分濃度36.0％

16℃　　　1.0250ｇ/ｃ㎥　　　　　　　1.0260ｇ/ｃ㎥　　　　　　　1.0265ｇ/ｃ㎥
25℃　　　1.0220ｇ/ｃ㎥　　　　　　 1.0230ｇ/ｃ㎥　　　　　　  1.0240ｇ/ｃ㎥
30℃　　　1.0200ｇ/ｃ㎥　　　　　　　1.0215ｇ/ｃ㎥　　　　　　　1.0225ｇ/ｃ㎥

セラ社のシーソルトには、スキマーの機能に害を与えるような有害な成分は含まれておりません。通常スキマーには、こういった有害成分の効き目をなくすような機能を持っています。スキマーの正しい調整を行うことによって、不要な有機物を隔離することが可能です。誤った調整の仕方（強すぎたり、早すぎる使用）をすると、微量元素の大半を消失してしまいますのでご注意ください。

【使用目安】
sera マリンソルト 1,300g (40L用）　：20Ｌ用×2袋入り/650ｇ+650ｇ
sera マリンシーソルト 3,900g （120L用）：40Ｌ用×3袋入り/1300ｇ+1300ｇ+1300ｇ
sera マリンシーソルト 20ｋg （600L用）

【天然海水と人工海水】
天然海水は採取後、良い状態で維持しない限り微生物やプランクトンなどが死んで、NO3が発生することになります。そのため、セラ社では天然海水を飼育水とし使用することは推奨していません。常に一定の品質を自分で管理し作成できる人工海水での飼育をお勧めします。