◆使用方法

飼育水200Lに対し、1箱（500g）が目安ですが、本品はリン酸塩12,500ｇの吸着ですので、一度の使用量や使用期間は各水槽それぞれに調整して下さい。（詳しくは下記最新情報をご参照ください）

設置場所は通水順に　物理ろ過（ウール等）→調整ろ過材（フォスベックグラニュレイトなど）→生物ろ過（シポラックス等）です。

1. ビニール袋に入っている本品を付属の黒いネットに入れてください。
2. 付着している白い粉を水道水（可能であればRO水）で軽く洗い流してください。（本品は水に接すると多少の熱を発生しますが、化学反応によるもので問題はありません）
3. 吸着性の除去材のため飼育水が効率よく通過するろ過フィルター内へ入れてご使用ください。
4. 定期的に sera PO4テストを使用して飼育水中のリン酸値の測定を行ってください。

※飼育水のリン酸塩濃度により異なりますが、約6週間を目安に新しいのもに交換をしてください。約3ヶ月（2024年7月改定）を目安に新しいものに交換してください。

＜2024年7月　最新情報＞

フォスベックグラニュレイトは500ｇで約12,500mgのＰＯ４を処理します。

一度吸着したＰＯ４を再放出する事はありません。

また、使用後の顆粒を再度水槽に利用する事は出来ませんが、使用後の顆粒には窒素（Ｎ）が豊富に含まれるため、肥料として観葉植物の鉢植えの土に混ぜることが出来ます。

a. 海水での使用:

推奨される使用法: PO4 レベルに合わせて投与量を調整

0.05 mg/L 未満: 100 L あたり 20 g

0.05 – 0.15 mg/L: 100 L あたり 50 g

0.15 mg/L 以上: 100 L あたり 100 g

海水水槽のPO4レベルを定期的に測定してください。
値がゼロにまで下がってはいけません。
PO4 レベルが 0.02 mg/l 未満になると、サンゴに影響がでる可能性があります。

b. 淡水での使用:
100Lの飼育水に対し、100ｇを目安にご使用ください。
しかし、飼育水に含まれる平均PO4値が0.5～1mg/lであり、約3ヶ月で交換する場合に限ります。

また、飼育水は定期的にリン酸塩含有量を確認することをお勧めします。

測定値が増加している場合は、顆粒を交換してください。

通水はゆっくりと確実に通水する場所が最適です。

状況に応じて、外部フィルター以外のサブフィルターの中に設置することが理想的な場合もあります。

※平均はドイツの基準です。

◆アドバイス

植物は成長する過程でリン酸を必要とします。

しかし、必要とするリン酸はごく少量のため、過剰なリン酸塩は除去してください。

リン酸は魚のエサや水道水から、常に飼育水中に取り込まれるため、吸着材を使用しても問題ありません。

【注意事項】
お子様やペットの手の届かない場所で保管してください。