【爬虫類】正しい脱皮とクル病予防~飼育環境の改善

2019.5.14

 

脱皮見つかりましたカー

皆様こんにちわ!

 

今日は、ヒョウモンさんの脱皮シーンを撮影できたのでご紹介しつつ、飼育環境や体への思考について少しお話していきましょう♪

 

脱皮=大きくなる事と思っている方いませんか~!

確かに、それも!ある。

しかし、単純には皮膚の老廃物を「脱皮」と言う形で出している事なんですよ~。

もし、脱皮がない、脱皮が上手に出来ないなどの症状がある場合は、老廃物が上手に出せない状態であると思考してもOKです。

 

そう考えると、外部的な要因と内部的な要因どちらが、より改善策となるのでしょうか??

あくまでイメージですが、70%内部的、30%外部的・・・そんなイメージかと思います。

その直感が正しい!と思います。

 

人も同じかと思いますが、老廃物が出せない状況を打破するには、まず「体全体の循環サイクル正常化」ですね。

例えば、運動不足を解消してみたり、サウナで汗を流してみたり、ストレッチしたり、規則正しい生活をしてみたり。

 

十分な運動が出来るスペースの確保!

 

温度や湿度を変動させたりして自然界を再現(一定に保てばOKではないのです)

なんて工夫でしょうか。

 

最適な湿度と温度管理!

 

ヒョウモンちゃんは「飼い易い」と人気の出た種ですが、小さなプラケースで飼育している方は要注意ですよ~。

ヒョウモンちゃんだって、夜中は沢山動きたいのです。

でも動けないのであれば、ちょっと不健康要因アリでしょう。

 

ではいくら、体のサイクルが良くでも、体に必須な栄養素が上手に摂取されていないと、勿論、老廃物も上手には出せません。

マッ〇ばかり食べてると、油が出たり、ニキビが増えたり、便秘になったりするのと同じですね~。

※執筆者は女性です。

質の良い老廃をするには、内側からの影響がとても大きいと言う事です。

 

バランスの良い食事と最適な栄養が大切!

 

そうは言っても、「肉食」や「草食」は確かにあるのですが、先入観は禁物です。肉食だからと言って、一切草を食べないのか?と言うと、間接的にでも摂取はしているのです。

 

例えば、ネズミを丸呑みする蛇でさえ、ネズミの胃袋には色々なご飯が入っていて、中には葉などもあるでしょう?

「それごと食べている」だけにすぎないのです。直接的ではありませんが間接的に様々な栄養を摂取していることになります。

 

皆様、是非、「自然界で、食べた後に起こる体の吸収」の妄想や想像を膨らませて下さい。そして、その摂取方法を工夫して下さい。

 

 

でも、やっぱり難しいわ。。と思う方。

もう、迷ったらコレですよ。

sera ラフィPNature

 

こちらの商品、どんなカメ、どんなトカゲ、どんな両生類にも与えられるバランスの主食フードです。

もちろん「ベストチョイス」ではなく「ベターチョイス」です。

 

肉食寄りであれば、プレミアムフードのこちらもお勧め!!

sera レプタイルプロ肉食性用 Nature

 

毎日、ずっと同じご飯ではなく、色々なご飯をより幅広く与えると、健康的に飼育ができます。きっと、上手に老廃物も出す事が出来る体になっていくと思います。

 

実際、この子はクル病から、脱皮不全まで酷い子だったのですが、今ではクル病だった事すらも思わせない、運動ぶり、脱皮ぶりでございます。木登りも、岩も、グングン登れるようになりました。

 

脱皮みちゃいやー

 

「運動って大事だな~」

「食生活って大事だな~」

と、つくづくスタッフでした。

 

もし、コオロギ、イナゴ、ゴキブリなどを給餌していて人工飼料を食べてくれない場合や始めて人工飼料を給餌する際は、なかなか食べてくれないこともあります。

 
もし、食べない場合は・・

 

1、やや暖かい水で湿らせてから給餌しましょう
2、2~3日間絶食させてから給餌しましょう
3、口の中に少しずつ入れて、餌の味を覚えさせましょう

4、レプティミネラルCを振りかけて嗜好性を変えてみましょう

 

 

セラジャパンのヒョウモンちゃんも始めは嫌がって食べてくれませんでした。

でも、今では乾燥コオロギよりも大好きです!