ヤドクガエルの飼育~熱帯植物~

2017.2.24

皆様こんにちには!

今回はヤドクガエルの飼育についてです。

セラにはヤドクガエル専用の商品はありませんが有効利用可能な商品はありますのでご紹介していきます。

 

20170214下書き
Ranitomeya ventrimaculate

 


★ 目 次 ★

■ヤドクガエルについて

■飼育環境

■飼育の醍醐味

■Let’s try ミクロン玉!!

 


 

■ヤドクガエルについて

こちらはセラジャパンスタッフの飼育している「ベントリヤドクガエル”リオナポ”」と言う種類の蛙ちゃん。
「森の宝石」とも呼ばれるヤドクガエルです。比較的小さなカエルで南米アマゾンの熱帯雨林に生息しています。中には非常に強い毒を体内に持つ種類も存在し、吹き矢に塗って矢毒にとして狩猟に使われていたことから名前が「ヤドク」なんですよ!

 

実は柄や大きさは本当に幅が広くて、近年、人気のある小動物です。販売店舗は少ないですが、非常にカラフルで好みの色、柄も見つけやすいかもしれません。

 

ヤドク3

 

■飼育環境

ヤドクガエルの生息していた熱帯雨林のアマゾンのジャングルを想像し、ケージ内をジャングルに再現することが飼育の基本になります。(ペットの喜ぶ環境作り)湿度を一定に保つために定期的にミストが噴射されるように工夫したり、霧吹きが欠かせません。

 

そんなヤドクガエルの飼育ですが、蛙の飼育と共にあると言っても過言ではないのが植物です。上写真の左側、筒の様な植物は「レオネゲリア」と言う植物の一種ですが、この筒の中や葉の間に卵を産み付けたり、自分の寝床として使ったりするそうです。勿論、ゲージ内を生き物専用にレイアウトするので、ジャングルの一角を再現する事になります。

 

生き物主体に飼育を始めたつもりが・・・

気が付けば植物主体になるなんて事も(笑)
それと、ヤドクガエルは基本的にショウジョウバエなどの生餌がが主流です。飼育するうえで、常に生餌の確保が必須となり、ヤドクガエルの飼育とショウジョウバエの飼育をすることになりました(*´▽`*)
生き物飼育の基本は

生き物の生存していた環境を再現する事です!

 

■飼育の醍醐味

ヤドクさんの背中を見てください(^O^)/

おんぶが見れました!

セラジャパンスタッフの自宅ではヤドクさんが繁殖中です。

 

おんぶ
背中におんぶ

 

 

ヤドクガエルはオスが卵を背中に「おんぶ」して、孵化するまで育てるそうです。(育メンなんですね~)

今回はちょっと可愛い写真をお届けです♪

なかなかお目にかかれないかもしれない風景です。

 

otama
オタマジャクシ

 

こちらは、1番最初に産卵されたオタマちゃん!

足が生えてきたようです。

勿論!ミクロンを食べて育っています♪

 

sera ミクロン Nature

 

ミクロンはミクロンNatureに変わりましたが・・・

実は、観賞魚だけのエサでは御座いません。

飼育しているヤドクガエルのオタマジャクシは勿論ですが、小さな両生類やブラインシュリンプの育成にも役立つ、幼体のためのパウダーフードです。

スピルリナの含有量が高く、オメガ脂肪酸やマンナンオリゴ糖が健康的な成長をサポートしてくれます。

 

生き物の健康は食事が大切です!

 


 

■Let’s try ミクロン玉!!

ドイツSERA社でも「おたまじゃくし」には「ミクロン」をプッシュしております。
特にお勧めの与え方は「ミクロン玉」を作る事!!
ミクロンにビタミン剤のフィッシュタミンを練り込みダマダマにしていきます♪

 

ミクロン玉の作り方
ミクロン玉の作り方

 

「ミクロン玉」完成 (*´▽`*)
こちらは、おたまじゃくしにも良いですし、セラドイツに聞いた所、水面を漂う枯葉の上に「ミクロン玉」を置いておいておくと成体でも慣れれば食べるとの事。

 

ヤドクが大好きなスタッフは、ミクロン玉にプラスして爬虫類用のビタミンとミネラル配合のレプティミネラルCを混ぜ込むのだそうです。(実験段階です)

注:SERA社が推奨している訳ではありません!