アクアリウムでは色々な水質が関わっています。
人間の関わり、関係性に置き換えて考えると分かりやすいです。
Feって?
Feは、鉄の事です。
アクアリウムでは、有害なFeと有益なFeを考えなければなりません。
有害なFeは、水道水や地下水に含まれる重金属です。
有益なFeは、水草の生長に欠かせない栄養分です。
害のあるFe
水道水や地下水に鉄分が含まれている場合があります。
これらの鉄分は、魚のエラから取り込まれると大変危険で最悪生死に関わります。
水草は鉄分を栄養源として取り込みますが、このような鉄分は水草に有害な場合がありますので注意しましょう!
安全な無害化方法
アクタンを使用することで安全に除去できます。
アクタンは鉄や銅の有害物を結合し、結合された鉄分は水草が吸収することが可能な状態へ変化させます。
水草に必要なFe
鉄(Fe)は、水草にとって必要な栄養分の1つになります。
鉄はクロロフィルの合成に必要な酵素の1つで、鉄分が不足すると葉の変色症(黄緑/淡い色)状が見受けられます。
とくに、赤色系の水草を上手に育成するためには飼育水に含まれる鉄濃度を適切な濃度に保つことが重要です。当然、鉄以外の栄養素の供給も必要になりますが、水草に必要な栄養素の有無を調べる1つの物質として考えましょう。
鉄分の添加方法
フロレナを使用することで理想的なFe値を保つことが出来ます。
使用後の理想値は、0.5mg/Lです。
常に0.25mg/L以上維持することをお勧めします。
0.5mg/L以上は、鉄分過多で生き物に有害!!
【関連製品】
測定するための製品 Feテスト
除去するための製品 アクタン
※ここでは、あくまでもアクアリウムに関連した内容での記載を行っています。化学的な意味合いとは異なる不適切な表記がありますがご了承ください。