
アクアリウムでは色々な水質が関わっています。
人間の関わり、関係性に置き換えて考えると分かりやすいです。

CO2って?
CO2は二酸化炭素の事です。
これはアクアリウムをやっていなくても分かりますね(*´▽`*)
でわ、少々・・・
二酸化炭素は「C=炭素」と「O2=酸素」の合体物質です。
比較的、水によく溶け、水溶液は炭酸水で弱酸性を示します。
炭酸飲料水のシュワシュワ(泡)は、二酸化炭素と言う事です。
アクアリウムのCO2
二酸化炭素(CO2)は、生き物が呼吸によって排出する物質です。また、水草などの植物は二酸化炭素を吸収して酸素を排出します。
そのため、アクアリウムでは魚と水草を一緒に水槽で育成することで、酸素と二酸化炭素の自然のリサイクルを利用することが出来ます。
水草を多く育成している場合には、CO2が不足しがちでCO2の添加が必要になります。しかし、過剰に添加するとpH値が下がる傾向になりますので注意してください。
・小型水槽の場合は、CO2スタートで気軽に添加出来ます。
・やや大きめの水槽は、専用のボンベとバブルカウンターをご使用ください。
水草の種類や量にもよりますが、下記を目安に添加量を調整してください。バブルカウンターで読み取る際の気泡の発生する間隔を計算することができます。
■水槽の総水量が100Lの場合:
300÷100=3 となり、3秒間隔で添加します(少量)
■水槽の総水量が300Lの場合:
300÷300=1 となり、1秒間隔で添加します(多い)
CO2添加時の注意
二酸化炭素を使用する際は注意が必要です。
日中は、水草が光合成を行いより多くのCO2を必要とします。魚の排出する二酸化炭素では足りないため、CO2スタートやCO2ボンベにより二酸化炭素を補います。
しかし、夜間は水草が光合成を行えないため、酸素を吸収しCO2を排出しています。
魚と水草がCO2を排出し、更に飼育用品で二酸化炭素を供給すると、飼育水はCO2過多に向います。
夜間はボンベ等のCO2添加を止めましょう!
【関連製品】
測定するための製品 CO2テスト
※CO2供給システム(現在取り扱っておりません)
※ここでは、あくまでもアクアリウムに関連した内容での記載を行っています。化学的な意味合いとは異なる不適切な表記がありますがご了承ください。