水草を上手く育成している方々にとっては常識かもしれません。
水草育成が上手く行かない人のヒントになれば・・・・
水草育成の基本
水草の生長には何が必要なのでしょうか?
1、光(照明/ライト)
2、水
3、二酸化炭素
4、栄養素
これらのバランスが大切です。
今回は「光」について少しだけ考えましょう!
強い光を当てれば、水草はグングン生長するのでしょうか?
答えは、Yes!でありNo!でもあるのです。
基本的には、グングン生長しますが、間延び(細い茎で葉の間隔が長い)してしまうケースもあります。
間延びしている育成が「健全に育成」とは限りません。
一見、長く伸びているために「成長している」と思われがちですが、本来はもっと茎が太く、葉と葉の間隔が短く成長することが本来の姿かもしれません。
また、種類によっては十分に光が当たっているので上に伸びる必要がなく地面を這うように横に広がる種類もあるのです。
なるほど!(*´▽`*)
・強い光でドンドン上に伸びる
・強い光で地面を這う様に下に伸びる
要するに、種類によって伸び方が異なります。
光が好きな植物は、光を求めて、基本的には光に向かって伸びて行きます。
しかし、十分だと分かると地面を這います。
自分自身の栄養が満たされると、増えようとするのでしょうか・・
<前景種の水草を芝生みたいに育成するコツ>
芝生のような前景種に憧れて、いざ育成開始!
でも、芝生にならなくて、中景種のように長くなりませんか?
光が弱いと、水草は光に向かって上へ上へ伸びて行きます。
コケの発生を危惧して、ほどほどの光量で飼育すると陥ります。
実は、イメージよりも強い光が必要だったりします。
実は、強い光で上方向の育成を押さえつつ、育成しなければ芝生にならない!
なんてことも「あるある」ですよね。
また、トリミングのカットする部分も大切ですよね!
まとめ
育成したい水草の性質を理解して、水槽の環境を整えなければ上手くはいかないのです。
光に依存する、強い光を好む水草なのか?
土中の養分に依存する、弱い光を好む水草なのか?
これらを見極めることも重要ですね。
一概には言えませんが・・・
浅瀬の水草は明るい環境に自生していますよね。
深い水底に自生している種類は暗い環境ですよね。
また、茶褐色のアマゾン川の水草は光が遮断され、暗い環境で自生できる種類になります。
水草の産地、葉の形状や根の形状を観察すると、その水草の特性が分かるかもしれません。
写真のエキノドルス・レッドオクトーバーは南米原産です。
化学的裏付けはありませんが想像して・・・
・葉が大きい:暗い場所でも光を取り込む広い葉
・根っこが太い:光より、土中の養分を必要とする
なんて、想像もアクアリウムの魅力です。
■水草育成の参考↓↓↓