水の中だから見える景色。
気泡って何でこんなに癒されるのでしょうね~
水草育成の基本
水草の生長には何が必要なのでしょうか?
1,光(照明/ライト)
2,水
3,二酸化炭素
4,栄養素
これらのバランスが大切です。
今回は「栄養素」について少しだけ考えましょう!
水草の栄養素ってなんでしょうか?
植物は光による光合成によって成長します。
でも、光だけで成長する訳ではありません。
水を吸収し、二酸化炭素も吸収し、その他の栄養も吸収します。
そこで、今回は分かり難い「その他の栄養」についてです。
■水草の栄養素
水草はこれらの成分を吸収して育ちます。
<主要栄養素(マクロ元素)>
N:窒素/P:リン/S:硫黄/
K:カリウム/Ca:カルシウム/Mg:マグネシウム
水草はタンパク質やアミノ酸を作り出すために、窒素(N)を水中の硝酸(NO3)やアンモニウム(NH4+)から取り込みます。
また、エネルギーを得るために、リン(P)をリン酸塩(PO43-)から取り込みます。
化学は難しいとお考えの方は、アルファベットをチェック!
主要栄養素のNとPは、
硝酸(NO3)とアンモニウム(NH4+)と(PO43-)に含まれますね!
魚を飼育して排出される汚れ(硝酸/アンモニウム/リン)に栄養素が含まれていると言う事です。
よって、カリウム(K)とカルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)を補わなければならないという事が分かります。
<微量栄養素(ミクロ元素)>
Fe:鉄/Cu:銅/Mn:マンガン/Zn:亜鉛
B:ホウ素/Mo:モリブデン/V:バナジウム
これら微量栄養素は微量ですが重要です。
鉄はクロロフィルの合成に必要で、モリブデンは硝酸塩の吸収に欠かせません。
マンガンとバナジウムは円滑な酵素活性に不可欠です。
これらの栄養素も補わなければなりません。
水草が上手に育たない原因
これら、水草に必要な栄養素が不足しているかもしれません!
魚だってご飯を食べなきゃ~ 健康的に育ちません。
水草も栄養が取り込めなければ同じなんです。
水草の栄養源は「光と二酸化炭素」だけではありません。
☆鉄分不足は、葉の色が透明な黄緑に育つ
☆マンガン不足は、葉の色が薄くなり、葉脈が濃くなる
これら症状を改善し、健康的な水草の育成には!!
フロレナ
フロレナは葉から吸収する水草に最適な育成促進剤です。
コケの発生を促進することなく、エビにも無害で安心です。
適正量は飼育水のFe値を目安に使用しましょう!
セラジャパン水槽は、最低値0.25mg/L、調整後0.5mg/Lで保っていますよ♪
ロタラも赤く育ち!
パールもグングン育っています!
■水草育成の参考↓↓↓