足立生物園さんご紹介!③【都内の隠れた遊び場スポット】

2018.8.24

前回に引き続きまして、まだまだ紹介しきれないほどの

足立生物園さんの魅力をお伝えして行きたいと思います!

 

前回は爬虫類コーナーまでご紹介してまいりました。

今回は爬虫類コーナーの奥手にある両生類コーナーからスタートです!

 

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カエルやイモリの水槽がズラリとならんでいます。

 

ヤドクちゃんも可愛いですね、とても植物を多く使ったレイアウトで、とてもカエルちゃんが安心できそうな環境です。

 

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地中にもぐるタイプ、木に登るタイプなど、両生類にも多様多種いますが、全部に適切な環境を作ってあげていて、一見、「見せる」事で言えば「見えない場合が多い」かもしれません。

でも・・・

「生き物の環境を再現」する事で言えば本当に理想的です。

 

両生類コーナーを出て、屋外へといきますと、そこには・・・

 

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※水槽の反射でテカッテしまいました。。。ごめんなさい!

 

巨大なピラルクーが泳いでいます!

真っ赤な鱗が見事です・・・!

 

更に進むと・・・

 

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奥地へと進む途中で気づきました。。。!ここはまさかの温室か!!!

 

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なんとなんと巨大な温室と植物と共に、滝などもありますが、ひときわ目を引くのが美しい蝶の数々・・・・

 

一歩歩けば「白雪姫」になった気分で身の回りを蝶が舞ってくれます。

 

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なんと、こんなにも種類が!あまり蝶の事は詳しくはないのですが、大温室にスタッフさんがいて色々聞くと教えてくれますよ♪

中には本当に珍しい種類の蝶がいるらしく、その子だけを目的に遠方から来る方もいるそうです。

 

大きな温室を周り出口でふと思ったのです。

「蝶は脱走しないの?人についてきてるけど。。。。?」

 

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ご安心下さいませ↑この出口には工夫が。

出口を2重にする他、第一関門の自働扉には上から送風される仕組みになっており、風のおかげで、蝶は温室へと戻るそうです。

目から鱗。

「脱出は1年に2匹くらい・・」との事でした。

 

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さて、温室を出ますと、室内の2階へ出てきました。

園長さん、昆虫大好きゴリオシコーナーなのだそうです。

今回はカミキリの特設でしたが、何が凄いって「保全」なんです。

 

桜の木などの害虫になってしまうこのカミキリは飼ってはいけない種類。特定外来種なので、いわゆる「捕獲」や「駆除」の対象にはなってしまうのです。

しかし、「害」があるからと言っても、昆虫からしたら「生きる事に必死」なだけで、悪い事をしている訳ではありません。

そこで、足立生物園さんはこのような活動をしています。
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桜の木も大事。

でも生き物だって生きているのです。

もし、木の近くで、カミキリがいるようなサインがあれば、悪さをする前に保護します!との事。

 

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こんな風に成長する事や、木に害がある事も伝授してくれる素敵なコーナー。

生き物も生きていて、でも、多くなりすぎたりすると違う生き物に害が出て・・・

これぞ、「自然のバランス」なのです。

そのバランスを「崩してしまっている」人間の猛威、もしくは、「偏った見方」により、良し悪しのジャッジをしている事を考えさせられます。

「自然のバランス」「人間と生き物」よく考えなければなりませんね!(^-^)

 

アクアリウムやテラリウムも同じような考え方や見方が出来るのではないでしょうか!

 

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さて、話題がずれましたが、夏休みの特設コーナー?みたいな場所もあって、何を伝えているかって「飼育の仕方」なんです。

必要な道具なんかも展示してあり、見本(生体もいる)もあったり。「採るならちゃんと飼う」そんなメッセージが隠されていそう。施設周りも終盤になると、汲み取れる意図が分かります。

 

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外には池の他にポニーやゾウガメもいて、今回はリニューアル中??で見れなかったですが、小動物も多くいるそうです。
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↑お外に大きなカブトムシのゾーンがあります。

 

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カブトムシは子供のヒーローですね!

 

施設内は本当に面白い仕掛けや工夫、そして何より

メッセージ性が強く感じました。

ファミリーにこれから必要な事は

遊びから何を学ぶか?学ぶ時に単純に「命」だからで終わる事無く、どうしてなのか?どう扱うのか?この辺りがポイントになってきますね。