2021年7月31日
生物理科講義実習
夏休み中の東京都立小山台高等学校にて研修会を行いました。
はじまりは、東京生物教育研究会に属されている小山台高校の教員様から直接、お電話でのお問合せを頂きました。
「コロナ禍の中、校外経験も少なくなりました」
「校内の生き物達をキチンと飼育しようと思っています」
「生物学は学んでいても飼育方法は正直、ド素人なんです」
大変、胸打たれる一言でした。
学校と言う場で、確かに学習用に飼育されている生き物達に対して「より良い飼育」の概念を子供達に伝えたい。コロナ禍で気づいた、より良い環境作りの方向性。
先生の想いにセラジャパンは共感致しました。
この度の研修会&講義実験では、主に3つの要素を取り入れた講義になりました。
①ドイツのアクアリウムについて~ペットとしての思想や法律~
②お水を化学的に分析する(お水の可視化)
③水質検査の実習
夏休み中であった事や、これからの教育現場での活用も視野にいれる講義になったため、他の学校からも沢山の先生方がご参加くださいました。
「環境学、生物学、化学等はそれぞれに学んでいました」
「実際の水槽飼育に照らし合わせたことはありません」
「見えないものが可視化でき驚きです」
「今までは、一切分かってなかった」
「非常に勉強になった」
「これこそ学習ですね(笑)」
そして
「野外採取で捕ってきた魚をむやみにお持ち帰りしても可哀想」
「そのお魚の幸せを考えた行為ではなかった」
「採取する種類や数はよく考えよう」
「迎え入れる水槽の準備が大切ですね」
などなど、色々な嬉しいご感想を頂きました(^^)/
実際の水質検査はいくつかのグループに分かれ行いました。
それぞれ、違う水槽のお水をセラの検査キッドで計測。
アクアテストボックスが非常に役に立ちました!!
とても危険な数値を目の当たりにした生徒達はザワザワ・・・。
「これ本当??」
「生き物は生きているのに汚れてるの?」
「可哀想な事に・・・なってたのね」
シッカリと、セラ製品についても説明させて頂きました。
質疑応答でも、先生方からのご質問が多く大変、真剣に向き合って頂き、そして、大変有意義な時間を過ごす事ができました。
有難う御座いました(*´▽`*)
また、今月(2021年9月)には小山台高校へ、新しくセラ推奨の水槽一式を設置予定です(‘ω’)
設置予定の水槽は「教育の場」と言う事を考慮しました。
★安全性
★水槽循環システムの見やすさ
★水質浄化能力
に重点を置いた「アクリル製の内部背面ろ過水槽」を採用。
勿論、立ち上げ時に必要なセラ製品も含めたフルセットです。
※水槽については、別記事でご紹介予定です。
こうして、子供達の何かの糧になれた事に喜びを感じた1日になりました。
ご協力いただいた先生方にもこの場を借りて、感謝申し上げます。
本当に、良き機会を与えてくださり有難う御座いました。
【動画】