休暇中の水槽どうする?【7つのポイント】

2020.7.22

夏休み!長期外出!休暇中の水槽どうする?

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夏休み、お盆休み、旅行、数日留守にするとき水槽の管理はどうするのか?

アクアリウムは日々の管理が必要ですが、数日間程であれば、事前準備や対策をキチンと行えば、ゆっくりと休暇を楽しむことも可能です。

 


 

★ 目 次 ★

1、水質を確認すること

2、必要な要件を満たすこと

3、CO2システムを確認すること

4、底砂の清掃を行うこと

5、周辺機器を確認すること

6、新しい魚は追加しないこと

7、助けを求めること

 


 

今回は簡単に7つのポイントをご紹介!!!

 

1、水質を確認する事

良い水質はアクアリウムにおいて、とても重要です。面倒を見ることの出来ない日数を把握し、事前にその日数の間、水質が安定していることを確認しましょう。特に「pH値」「アンモニア値」「亜硝酸値」「硝酸塩値」が留守にする日数の間、水換えやメンテナンスを行わずに安全な数値に留まっていることを確認してください。セラ pHテストNH4/NH3テストNO2テストNO3テストを使用すれば、簡単に水質を測定することが出来ます。

 

例:1週間ほど留守にする場合は、留守にする前に予め水槽の水質が、1週間は維持が出来ていることを必ず確認してください。

 

確認が出来たら、出かける前日に掃除と水換えを行い、水質の調整を行ってから留守にしてください。

 

 

 

2、必要な要件を満たすこと

飼育している生き物によって要件は異なります。お魚の種類や匹数、水草の種類や密度、これまでの飼育ルーティンワークをよく考慮しながら考えてください。

1つのアドバイスとして、水槽内の水草を少し減らして、追肥の必要量を減らす工夫なども有効的に働く場合もあります。

 

多くの場合、留守中の1回~2回ほど、サポートしてくれる人が必要になるかもしれません。その場合には、不慣れな方に分かりやすく最低限の指示書を作成することをお勧めします。さらに、エサや追肥は、予め使用量ごとに小分けの袋やボトルに用意しておくことをお勧めします。

 

 

3、CO2システムを確認すること

加圧ボンベを使用し、二酸化炭素を添加している水槽の場合、留守にする前にボンベの残量を確認してください。留守の間にガスが無くならないよう、必要であれば新しいボンベに交換してください。

 

 

4、底砂の清掃を行うこと

底砂の腐敗は、飼育している動植物の脅威になる可能性があります。家を空ける前に、底砂クリーナー底砂ウォッシャーを使用して水槽の砂利からスラッジを完全に除去する丁寧な掃除を行ってから留守にしてください。

 

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セラ底砂クリーナー

 

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セラ底砂ウォッシャー

 

 

5、周辺機器を確認すること

水槽周りの機器(ポンプ、フィルター、ヒーターやクーラー、照明など)は、留守の間も稼働し、水質の維持はもちろん生き物の生命に直結する重要な部分です。そのため、休みの前にはこれらの機器を十分に確認してください。

 

【ろ過フィルター】は、ウールマットなどの汚れをこしとる物理ろ過フィルターは新しいものに交換し、シポラックスなどのバクテリアによる生分解ろ過フィルターは、十分に濯ぎバイオニトリベックを使用して、フィルターバクテリアを補充してください。

 

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セラ フィルターウール

 

 

【照明】は、時間によってON/OFF可能なタイマーを照明機器に接続して、留守中も毎日の点灯消灯が行われるように設定してください。朝夜の照射は魚や植物の日周リズムを正常に整えます。

 

【エサの給餌】は、自動給餌器のフィードAプラスの設置が有効的です。必ず、休みに入る前に数日間テストを行い、水槽に最適な給餌量や回数を見極めてから、使用してください。セラ フィードAプラスは、収容された人工飼料を湿気から守るためにエアーポンプと接続し、乾燥状態を長期間保つことが可能です。

また、水槽内の住人が特殊な生き物でない場合に限り、数日間から1週間の留守であれば、ホリデーもお勧めです。本品ご使用の際も、魚にホリデーがエサであることを受け入れさせる意味でも1~2度試し、慣れさせることが大切です。

 

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セラ フィードAプラス

 

【ヒーターやクーラー】は、留守中の水温維持には欠かせません。多くの場合、夏期の間はヒーターをOFFすることが出来るかもしれません。当然、機器が正常に機能していることを確認することは当然ですが、コンセントの差し込み部分もよく確認することをお勧めします。結露や跳ねた水滴により、漏電する可能性があるためです。留守にするときだけではなく、定期的に電気配線コンセント部分は気にすることを忘れないでください。

 

 

6、新しい魚は追加しないこと

留守にすることが決まっている場合は、約3週間前から新しい魚を水槽に招かないようにしましょう。新しい魚が病気の発症リスクとなるからです。不在の時に、発病すると元気だった魚まで被害を受け、治療することも出来ないからです。

 

 

7、助けを求めること

理想的には、アクアリウム経験者が留守中に面倒を見てくれることが最適です。家族や知人、専門業者へ助けを求めらられば、安心して留守にすることが叶います。その時も、緊急時に連絡が取れるようにしておくことが大切です。あなたの水槽やあなたのお魚は、あなた自身が一番理解しているからです。

 

日々の管理は勿論ですが、アクアリウムのよき理解者が常に寄り添っている環境が、1年を通じて安心して楽しめることに繋がります。この7つのポイントが安心して休暇を楽しめることのヒントになることを心より願います。

 

■関連動画~フィードAプラス

■関連動画~ホリデー

 

楽しい休暇をお過ごしください♪