海水魚とは「海にいる魚」を指します。
しかし、アクアリウム業界における海水魚とは、ほぼ熱帯性の海水魚です。
アクアリウムの飼育魚としては、あまり流通していない”アジ・サバ・マグロ・イワシ”などの海水魚は「活魚」などと呼んでいたりします。
海水魚は、淡水魚と同じ様に”熱帯性(トロピカルな海)”と”冷水性(海の深い場所や寒い海)”などに分かれ、一般的なアクアリウムでは熱帯性海水魚が8割以上を占めています。なぜならば水槽の温度管理を極めて低い温度に保つ事は困難な場合が多く、一般的な家では維持がしづらいからです。
普及している海水魚の多くは、沖縄やハワイ、インドネシアなどのトロピカルな海に生息しているカラフルな魚たちが主流です。
★ヤッコ(ソメワケ・タテジマ・サザナミ)
★スズメダイ(ルリ・ソラ・ミツボシ)
★チョウチョウウオ(トゲ・スダレ・セグロ)
★クマノミ(カクレ・ハマ・ハナビラ)
★ハギ(ゴマ・ヒレナガ・モンツキ)
★ハゼ(ハタタテ・ミズタマ・アカハチ)
★ハナダイ(キンギョ・アカオビ・カシワ)
★ベラ(コガシラ・イトヒキ・タレクチ)
など
また、海水魚の水槽では色鮮やかなイソギンチャクやサンゴを楽しめるのも特徴です。緑色や赤色の海藻を上手に飼育するよりは、派手なサンゴやイソギンチャクを飼育するパターンが多いようです。淡水水槽の様に生い茂る緑はあまり見受ける事がありません。
初心者によくある質問で
「淡水魚と海水魚は一緒に飼えますか?」
などをよく耳にします。
淡水魚と海水魚を一緒の水槽内で飼育することは出来ません。
しかし、ビックリすることに「飼えますよ!」とアピールしている業者さんもいる事に本当に驚かされます。
海水魚を始めるにあたって、初心者の方がよくわからなくなってしまうのも無理ありません。
セラジャパンは100%断言します「飼えません!」と。。。
そもそも、全く違う世界(水域)に住んでいる魚達が、同じ所で暮らすにはどちらもその生命を削る事と直結します。
例えば「3日間ならどちらも生きる」を「3日間ならどちらも飼える」に例える事は可能かもしれませんが・・・
虐待となんら変わりはありません。
悲しいかぎりです。
正しい飼育方法で海水魚を楽しむことは、非常に楽しいアクアリウムライフになります。
なにか飼育のヒントになるような情報を発信していきますので楽しみにしていてください。
HPでは比較的簡単な飼育水槽例を紹介しています
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