水温って？

水温とは水の温度のことです。

温度の表記にも様々な表記があり、日本では摂氏（℃）表記ですが、外国では華氏（℉）で表記される事が多いです。

★摂氏０℃　＝　華氏３２°F

★摂氏１００℃　＝　華氏２１２°F

よって、水温２６℃の場合、華氏は・・

３２＋（２６✕１．８）＝７８．８°F

 

アクアリウムの水温
水槽で生き物を飼育する際には、飼育する生き物の好む温度の飼育水を維持しなければなりません。

 

 

日本には四季があり、夏と冬とでは外気温度が変化するように水槽の飼育水も外気温度に合わせて変化します。
大半の熱帯性観賞魚は、水温２５℃前後の水域に生息している為、秋から晩春までの間は飼育水を温めなければなりません。

また、日本などの四季がある国に生息しているアジアの魚（金魚・鯉・メダカなど）は冷淡水魚と呼ばれ、熱帯性の淡水魚に比べて、温度の変化にある程度の耐性があります。

しかし、急激な水温の変動はストレスになりますので注意してください。

私たち人間と同じように、急激な変化は体長不良や病気の原因になります。

 

水温の調節

水温を温める

秋から春までは水槽の飼育水を温めてください。

水温を上昇させるためには、水槽専用のヒーターを使用して水温を温めます。

温度の調整機能が付いているオートヒーターやサーモスタットなどの使用をお勧めします。（暖める機能はありますが、冷やす機能はありません）

 

水温を冷やす

夏は水槽の飼育水を下げる必要があります。

夏期の水温を維持する為には、水槽専用のクーラーを使用するか、部屋自体を室内空調機（クーラー）で冷やすことをお勧めします。

水槽周りの外気を冷やすことで水槽水も連動して冷やす事が出来ます。

水槽の照明器具や循環ポンプなども多少ですが水温を上昇させる働きがありますのでご注意ください。

 

【関連製品】
測定のための製品　 精密温度計　　デジタル温度計
上昇させるための製品　sera aquarium heater thermostats ※日本未発売

 
※ここでは、あくまでもアクアリウムに関連した内容での記載を行っています。化学的な意味合いとは異なる不適切な表記がありますがご了承ください。