アクアチューナーはエビに有害?無害?

2018.2.23

前回の「カルキ抜き!何を使う?」に続き

「アクアチューナーはエビに有害?無害?」について、ご説明させて頂きます。

 


 

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アクアチューナーは

★有害な塩素・クロラミンの即効除去

★有害な重金属の無害化

★有害なアンモニアの除去、亜硝酸塩の軽減

★メチレンブルー・マラカイトグリーン・過マンガン酸カリウムの除去

 

生物に有害な物質を除去する製品です。

しかし、使用できないケースがあります。

 

海洋性無脊椎動物の使用禁止!

なのです。

 

そこで、多くの淡水性甲殻類の飼育者様からお問い合わせがあります。

 

ご質問:「エビに使っても問題ありませんか?」

 

当然!心配になりますよね(^O^)/

 

 

基本的には、アクアチューナーを使用しない環境がBEST!

使用するという事は、緊急事態が発生している!

水質がヤバイという事です。

 

しかし、どうしても使用しなければならないケースも理解できます。

 

ご安心ください!

 

規定量ならば、

貝・エビ・カニなどの生物に影響は御座いません。

 

■■■ドイツSERAラボの情報■■■

5倍濃縮までは大丈夫!

淡水性の甲殻類や貝類は耐える事が実証されています。

しかし、一部のデリケートな種類や幼体にはお勧め出来ません。また、デリケートな水草(葉の細い種など)には、注意してご使用ください。

緊急回避後は、速やかに原因の改善に努めてください。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

結論、規定量であれば問題なく使用する事が出来ます。

アクアチューナーは飼育水20Lに対し、4mlご使用ください。

 

汚染濃度が高い場合には、5倍(20Lに対し20ml)まで使用は可能です。

弊社としては、生き物の状態を考慮して4倍(20Lに対し16ml)までの使用をお勧めします。なぜならば、SERAラボは研究実験のデータをもとにしています。健全な甲殻類に対し、最大5倍までは問題がないとの事なのです。あくまでも健全!元気な個体限定だと言う事です。

 

飼育している生き物たちを良く観察しながら、使用する事が大切です。

 

★結論★

アクアリウムでエビを飼育している水槽でも安心して使用が可能です。

しかし、デリケートな水草や稚エビには、注意してください。

そして、海洋性無脊椎動物には使用禁止!

 

 

用法や用途を間違ってしまっては意味がないですね!

 

次回「アクアチューナーの効能とは?」です

お楽しみに~