おさらいは大事ー!
■sera GmbH-sera siporax
「はい!」では、今回もこの動画にそって、詳しく解説!
今回は動画の中ごろ1分44秒位からの解説です!
ろ過材の品質基準とは?!
そもそも品質基準って簡単に確認出来るのですが、知ってますか?
「ろ過能力だから解らない」
「そもそもどれも同じでしょ」
「人それぞれだから・・・」なんて言われてませんか?
良質なろ過材を確認する方法を紹介します。
<最初のチェックポイント!(品質基準)>
それは、細孔の構造!
シポラックスで是非確認してみてください。
リング中央の片側の穴を指で塞ぎ、反対側から軽く吹く「ふぅー」
開気孔構造であれば、リングの壁面から息が通過します。
※開気孔構造とは、トンネル状のことを言います
例えば、セラミックろ材ですと、空気を通さない閉気孔である事がよくわかります。
また、シポラックスに類似した「大きな穴ぼこだらけ」のスカスカろ過材は、開気孔構造ですが表面積が狭すぎます。
シポラックスを顕微鏡で見ると良くわかりますが、気孔同士が内部まで連結されている事がわかります。
それに比べて、セラミックは多数の気孔はあるが、気孔同士が連結されていない。
球形のろ材は非常に細かい穴があるが、水の流れを許さない欠点があります。
なので、セラミックのリングろ材と球形のろ過材は内部が有効活用する事ができません。気孔が小さすぎるため、バクテリアが定着する領域が確保できません。
以前、セラセラジャパンでも似たような実験動画を出しましたが、やっぱり再現できなかったので、このドイツの動画があって助かりました。
【動画】吸収実験の解説
■最初の実験① 濃い青の液体-吸収の早さを見る実験
これは一目瞭然で、シポラックスが迅速に液体を吸収しています。そして、持続的にその効果があり、液体が抜ける事もありません。
■2つ目の実験② 濃い赤い色の液体-バクテリアの浸食実験>
この実験はセラジャパンでは再現が不可能でした。
この赤い液体はバクテリア液!・・つまり、日本人がバクテリアと呼んでいる粒子の染料です。
この液剤で同じ様に実験をしています。
リング内側の壁にまで、浸食し、全区域に沈降しているのが唯一シポラックスだけです。セラミックのろ過材は表面のみに沈降している事がわかります。1番重要なのポイントですね!
よって、シポラックスの適用量が他のろ過材より少ない量でも十分効果を発揮することの事実です。
■次の実験③ 青色の液体-流水バクテリアの浸透実験>
この実験は、実際のフィルターと同じように流水している状態でバクテリアが確実に定着する事を実証しています。セラミックろ過材の中心部分には、バクテリアは浸透せず意味をなさない事がわかりますね。
ですが、シポラックスはこれだけでは終わらないのです。
それが・・・
脱窒作用!
つまり
NO3まで無くす事ができます!
次回はシポラックスの脱窒についてご紹介!