以前、同じ内容を投稿致しましたが、もう、一歩踏み込む形でご紹介しようと思います!
まずはオサライから!
酸素があるのに酸欠状態??
↓↓
ざっくりとオサライをすると、俗に言う「酸欠状態」の原因は主に2つあると言う事。
1つは「飼育水に酸素が十分に溶けていない」
2つ目は「有害物質による酸欠」
この2つと言う事でした。
今回はこの2つについてチョット説明してみますね!
■飼育水に酸素が十分に溶けていない?
こちらは呼んで字のごとく、水槽のお水になんらかの原因で酸素不足な状態である事です。
皆さんがイメージする「酸欠だ!やべー」のとき・・・・???
このような状況は、分厚い油膜、フィルターの機能が正常でない時、ろ過フィルター自体がない、水の動きがない、など
例として:水が動いてない超汚い人工池!ヘドロ沼!・・・
このような死の水では酸欠もあり得ます。
しかし、これだけは伝えておきたい。
実際、一般家庭にある水槽でこの状況になることは殆どありません。
しかし!実際には・・・
<金魚すくいの金魚>
金魚を水槽で飼い始め、次の日には水面をパクパク・・・
ブクブク・・していてるのに??・・
「水を換えれば大丈夫!」と言われたけど・・結局☆になってしまった。
なんて事。。。。ありますよね~
<昨日まで元気だった熱帯魚>
水槽で熱帯魚を飼育していて、突如として、酸欠状態!なんてこととか。
あると思うんですけど・・・・
これ、殆どが2つ目の原因(有害物質による酸欠)でして・・
水に酸素が溶け込んで無いって事は殆どありません!
(あーあ、これ言ったらO2テストが売れないやんけー。←心の片隅)
では、ちょっと化学のお話!
H2O←これが化学的な水の表示(分子)です。分解すると3つの物質になります。
HとHとOになりますね!
水素原子(H)✕2個と酸素原子(O)1個です。
★水素原子が2つくっ付くと水素(H2)になります。
★酸素原子が2つくっ付くと酸素(O2)になります。
そして水面に触れている大気には酸素(O2)が沢山あります。
化学的に水槽を見てみましょう!
O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2O2H2OH2OH2OH2OH2OH2OH2OH2OH2OH2OH2OH2OH2OH2OH2O>゜))))彡H2OH2OH2OH2OH2OH2O>゜))))彡H2OH2OH2OH2OH2OH2OH2OH2OH2OH2OH2OH2O>゜))))彡H2OH2OH2OH2OH2OH2OH2O
O>゜))))彡←これ魚です!
化学的に水槽を見るとこんな感じ。
酸素(O2)がなかったら?水素(H2)がなかったら??となるわけですが・・
仮に、少なくなっても無くなることはありません。
ようするに、魚を飼っていて本当に飼育水が酸欠状態と言うのは「飼育水に魚を飼育できるほどの十分な酸素がなく、酸素が少ない状態であり、酸素がゼロになっているわけではないそして酸素が水中に十分溶け込めない原因があると考えられます。
なぜなら!大気中の酸素は水面に触れ、水面から水中に溶け込みます。
↑
これ重要ポイント!!!
水槽で観賞魚を飼育するアクアリウムでは、飼育水に酸素を取り込ませるためにも「水の循環」「ろ過フィルター」「水流」は重要です。
さらに、水面をユラユラ動かすことが大切なポイントです。
川や海を想像してみましょう(*´▽`*)
水面は波打ち!水は常に動き!大気と触れる面積は大きい!
まさに、アクアリウムを成功させるには自然に習えなのです。
脱線しましたが・・・
一般的な水槽の飼育水は、酸素ゼロではない。と言う事!
因みに、お魚が住むのに必要な酸素量は 4mg/L以上!
これテスト出ますから覚えておくように~(←?)
それでも、現実は
「エアレーションでブクブクしてるやんけ!!」
「酸素はあるんじゃん!」とお考えの方は・・・
次回、
そして、
その後に続く、
①~④までをご覧頂かないと、なかなか理解が難しいかもしれません!
お楽しみに!!
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